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鹿とオルガン、日々ノリエ

ヴォーカリスト石田倫依がつむぐ、愛おしき日々のかけら。

2013*04*17 Wed
04:07

ピアノ 

娘ちゃんも4さいになりました。


もともと達者であったお口も

ますます達者のたろべえであります。


年少組から年中組へと進級する前の

この春休みといったら



もう 更年期か?!


と 思ったくらい



イライラ、ぎゃおぎゃおと

バトルを繰り広げておりました。




しかしまあ



ふと 考えてみれば

ほんとうに危ないこと以外は


まったくもって

大人の都合であることが多いなと

しみじみ思ったり




そんななか

一本指で楽しそうに

きらきら星を弾いているのを見て


そろそろ ちゃんとした弾き方を

伝えたほうがいいのかなと思い

教則本を買ってきた


そして

記念すべき 第1日目


最近は
 
いきなり両手で始めるメソッドもあるようで

うちもそれにチャレンジしようと思ったのだけれど


いざ 始めてみると

まずドレミで歌って

リズムをとって

歌詞もついてたから 歌詞でも歌って

右手と左手の区別もまだときどきあやしくて


なんてやっていたら

こちらの脳内が パニックである。




「譜面は、左から右に弾くんだよ」

「上の段が右手、下の段が左手」



この、抗いようがないほどの当たり前のルールを

4歳児はいともたやすく

乗り越えようとする。



ふだん

「こうじゃないとだめなの!!!」

という押しつけは

なるべくしないようにしようと

心がけてはいるつもりなのだけれど



「こっちからひきたああああい!!!!!」


満面の笑みで右→左へ譜面を追って弾こうとした娘ちゃんの腕を

わたしは思わず取り押さえて言った

「ううん。こっち(左)から弾こうね。」





言ってから

すごく違和感があって

あとから素直に思った。




反対から弾いてみても 

いいかも。




子どもは

こちらのこり固まった発想を

ひとっとびに 超えてゆく




「こうこうこうで あらねばならぬのである」


舌を噛みそうに

がんじがらめになっていることも多い

おとなのあたま



彼女、彼らに対する

尊敬の念を忘れずに



母もたまには

さか立ちして歩いてみようかと

思います。










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プロフィール

石田倫依

Author:石田倫依
歌をうたっています。ライブやレコーディング、時々芝居やパフォーマンスを。
コーヒーと読書をこよなく愛しつつ、日々世界を迷走探検中。
褒め言葉は「変態」。よろしうに。

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