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鹿とオルガン、日々ノリエ

ヴォーカリスト石田倫依がつむぐ、愛おしき日々のかけら。

2013*01*06 Sun
14:25

東京新聞

東京新聞に変えたのは、

東日本大震災から、

少し経った頃でした。



原発のこと。

被災者のかたがたのほんとうの「今」。

食べ物のこと。

水と空気のこと。



「絆」

という言葉が、

なにか しっくりこなくて

しっくりこない自分もまた

おかしいんじゃないかと考えたりもして



そんなとき

いろいろなひとと話をしたり

いろんなものを見たり

読んだりしているうちに

少しずつ

自分のとらえ方がやっと

定まってきました




おかしな表現かもしれないけど

わたしたちは今、いろいろな意味で、

戦時中を生きている、と。

そう、思うのです。



きっと、長い時間が経って

のちの世の人々がこの世を振りかえるとき、

大きな悲しみと怒りとをたずさえずにはいられないであろう

そんな「今」を

わたしたちは、生きていると思うのです。



けれど、

くりかえされてきた戦争のさなか、

人々は、母たちは、

泣いてばかりいたのでは決してなくて。



戦のさなかで

引き上げ船のなかで

子供をおぶい

歌を歌い

「生」に向かって励まし続けた

腹の底からの、強さ。明るさ。


そうだ。

大切なのは、そこだ。




見たくないことを見ないのではなく

ちゃんと見て、知って、悩んで。

そして、

笑いながら。

たたかってゆこう。


そう腹が決まったら

さまざまな選択肢が出てきて

選択をして

そのなかのひとつが

東京新聞でした。


東京新聞

がんばれ!
















































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プロフィール

石田倫依

Author:石田倫依
歌をうたっています。ライブやレコーディング、時々芝居やパフォーマンスを。
コーヒーと読書をこよなく愛しつつ、日々世界を迷走探検中。
褒め言葉は「変態」。よろしうに。

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