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鹿とオルガン、日々ノリエ

ヴォーカリスト石田倫依がつむぐ、愛おしき日々のかけら。
カテゴリー  [ おすすめの本 ]

2012*10*29 Mon
23:31

あめのひのおるすばん

表紙をひらくと

やわらかなみずいろ


そして

次のページをめくると

あざやかな あかに

にじむようなタッチで

風船をもったひとりの女の子と白いねこ



岩崎ちひろの絵本

「あめのひのおるすばん」(至光社 国際版絵本)



何年か前に

誕生日プレゼントで頂いて

すっかりはまってしまった岩崎ちひろの絵本



雨の日のに

ひとりでお留守番をしている女の子

幼女から少女になりかけの繊細なゆれと

お留守番というささやかな不安の

ないまぜになった

その様子を

彼女独特の淡い色彩のグラデーションで

みごとに表現していて


ああ

女の子って

なんてすてきなのかしら



ためいきをついてしまうほどに

うつくしい




岩崎ちひろが描く

こどものからだの

やわらかく はじけるような その丸みは

あふれる愛おしさにくるまれたまなざしを感じさせて

幸福な気持ちにさせてくれる

























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プロフィール

石田倫依

Author:石田倫依
歌をうたっています。ライブやレコーディング、時々芝居やパフォーマンスを。
コーヒーと読書をこよなく愛しつつ、日々世界を迷走探検中。
褒め言葉は「変態」。よろしうに。

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